会社員だったときに将来が不安すぎて不眠症になった話
どうも、ゆうです。
今回は、僕が会社員だったときに将来のことが
不安すぎて不眠症になった話をしていきます。
会社員をやっていれば
大なり小なり苦労はありますが、
僕も例に漏れずとあることで悩んでいました。
その結果、悩みすぎて不眠症になった
という話なのですが、
これって僕だけじゃなくて、
20代のサラリーマンをやっている人なら
みんな1回は悩んだことがあることなのかなと
思うのでシェアしていきますね。
また、合わせて会社勤めに対する不安を
解消する方法についても話していくので、
- 本当にこのまま会社員を続けていいのか不安
- 常にお金に余裕がなくて金銭的な不安が消えない
- 会社員という生き方に不安を持っている
という場合はぜひ読んでみてください。
その不安を解決するための
第一歩になりますので。
大学4年。就職かフリーか悩む
あれは大学4年のときのこと。
就活で内定をもらった僕は、
あることに悩んでいました。
それはこのまま内定した会社に就職するか、
それとも自分でビジネスを起こしてフリーで
やっていくか、
というもの。
このときの僕は1、2年前から
ブログを使ったビジネスを始めていて、
月収も少ないながら5桁到達。
バイトと並行すれば
何とかやっていけるか？
くらいの状態でした。
また、僕は昔から会社員として働くことに
とてつもないネガティブな
イメージを持っていたんですね。
1度入社すれば60歳近くまで
仕事をし続けるだけの人生。
毎日、朝から晩まで
全然面白くない興味のない仕事をやり、
クソうざい上司の機嫌を伺って
必死にごますりをして、
行きたくもない飲み会や
ゴルフに付き合わされ、
その割に給料は少なく、
努力の割りに報われない。
でも、そんなことも
「それが社会人だ」
みたいな意味不明な理由で
ガマンを強制される。
そんな偏見の塊のような
イメージを持っていました。
ただ、偏見とわかりつつも、
電車の中や街中で、目が死んだ
くたびれたサラリーマンを見るたびに、
「う〜ん、あながち間違ってないのかも…」
「オレも将来はああなるのかな？イヤだな…」
とも思っていたんですね。
一方で、
「会社員もやってみたら
意外と楽しい可能性もあるんじゃね？」
と思っている部分もありました。
というのも、このときの僕が持っていた
イメージはすべて僕の主観なわけです。
あくまで外から会社員を見ただけ。
実際にやってみたら全然イメージと
違ったとなる可能性も十分にあります。
「これ実際にやらないで判断するのは
違うんじゃね？」
「会社員がつまらないのって
オレの単なる妄想なんじゃないか？」
しかも、内定をもらっている会社は、
とある分野で国内トップシェアを誇る
東証1部上場のメーカーでした。
自分で言うのもあれですが、
一般的な就活の結果としては
十分に勝ち組と言えます。
「なら、1回就職してみるのもアリか？」
どちらも一長一短という感じで、
どうするかずっと考え続けました。
そして、悩みに悩んだ結果、
僕が出した答えは就職。
何事も実際に経験してみないとわからない！
ということで、まずは
就職してみようと思ったからです。
（あとは、いずれ方向転換するにしても
フリー⇒就職よりも、就職⇒フリーの方が
カンタンだったからというのもありました）
フリーを捨てて就職した結果・・・
就職して働き始めてみて、
すぐにわかったことがありました。
それは会社員が大学生のときに
イメージしていた通りだった、ということ。
朝起きる
↓
出社
↓
夜まで仕事
↓
家事をやってちょっとゆっくりしたら寝る時間
↓
寝る
↓
朝起きる
こんな感じの日常が延々と
繰り返されていきました。
「やってみたら考え方が変わるかも！」
なんて考えていましたが、すぐに
「あ、これ思ってた通りだわ」
ってなりましたね。
それと割りとイヤだったことが1つあって、
入社してしばらくしたところで、
自分の人生の終わりが
見えてしまったんですよね。
この会社でずっと働いて、
30前くらいに役職について、
それまでには結婚をして、
そのときの給料はこのくらいで、
その後は子どもができて、
残業や出張もしながら家族のために
頑張って仕事をして、
まぁ、何だかんだ仕事をしつつ
定年になったら引退して、
あとは余生を過ごして終わりかな。
みたいな。
「あー、オレの人生って大体こんな感じかぁ」
って感じで、自分の人生の
全体像が見えた気がしたんですね。
で、その瞬間に、
「オレの人生、めっちゃつまんねぇな・・・」
「こんな面白くもない人生、
何のために生きてるんだろう・・・」
って思ったんです。
これから先の人生で起こることは
すでに決まっていて、
それを淡々と消化していくだけ。
みたいな。
そんな味気のない人生が
あと60年近く続くと思ったら、
生きる気力や活力みたいのが
一気になくなりました。
あと、もう1つ確信していたことがあって、
それは、
「この人生を続けていったら、
死ぬときに絶対に後悔するな」
ということでした。
これが決定的だったんですね。
どういうことかイマイチ
わからないと思うので説明すると、
あるとき、
「死ぬときに後悔すること25」
という本を読んだんですね。
この本って亡くなる直前の人に
「人生でやり直したいこと」を聞いて
まとめた本なのですが、
この本の中に、
「自分のやりたいことをやらなかったこと」
という内容がありました。
で、これを見たときに、
「あ、オレってどうなんだろう？」
って考えたのですが、
このまま会社員を続けた
未来の自分も同じセリフを
言っている気がしたんですよね。
「オレの人生こんなはずじゃなかった…」
「あのとき挑戦していれば…」
実際に見たわけでもないのに、
やけに鮮明にそのシーンが
イメージできたんです。
なので、
「この人生を続けていったら、
死ぬときに絶対に後悔するな」
と思うようになって、
最終的には、
「会社員以外の生き方を
目指した方がいいんじゃね？」
って考えるようになりました。
とはいえ、これって
この先の人生に関わることなので、
カンタンには結論は出せませんでした。
頭の中では99％結論が出ていたのですが、
どうしても最後の踏ん切りが
付けられなかったんです。
結局、これに関しては
半年間くらいずっと悩み続けました。
せっかくいい会社に入ったのに、
それを1年もせず手放して、
リスクのある独立を選択する。
ヘタしたら人生がめちゃくちゃになる
可能性だってあると思っていました。
だから、ずっと考えて、考えて、考えて、、、
毎日、頭が痛くなるほど悩み続けました。
その結果、僕はだんだんと
不眠症になっていきました。
夜、布団に入って寝ようとすると、
決まってこの先どうしようという不安が
襲ってくるんですね。
「いやいや、今はそんなことより、
寝なきゃダメでしょ！」
そう思ってはいるのですが、
どうしても頭の中から不安が消えないのです。
寝ようと意識するほど逆に眠れなくなる現象
ってあると思うのですが、
このときの僕は毎日その状態だったんですね。
しかも、問題は寝るときだけではなく、
寝ている間も起こりました。
あるとき自分の寝付きが
悪くなってることに気づいた僕は
遅刻しないように毎日5個くらい
タイマーをかけて寝ていました。
もともと朝がめちゃくちゃ弱かったので、
この慢性的な寝不足状態だと
絶対に寝坊すると思っていたんですね。
でも、そんなことをしているうちに
「もし明日、寝坊したらどうしよう…」
と逆にプレッシャーを感じるように
なっていったんです。
で、最終的には就寝してから
1時間ごとに目が覚めるようになりました。
12時に寝たら1時に
「遅刻か！？」って飛び起きて、
2時くらいに
「ヤバい！今度こそ遅刻か！？」って起きて、
3時くらいに
「うわ！今度こそやらかした！」って起きて、
それが4時、5時、6時…と続くみたいな。
こうなると寝た気がしないし、
朝起きた瞬間から疲れているし、
1日中眠いしという地獄のような状態でした。
「うわ、朝か…マジで体動かねぇ…」
「くっそ頭痛い…、マジで休みたい」
毎朝こんなことを思いながら起床するので
常に絶望的な気分でしたね。
しかも、結局寝坊したんですよね（苦笑）
セットした目覚まし全スルーして、
起きたら始業時間10分前って状態でした。
当然ですが上司にバチクソに怒られて、
「マジで本当に何やってんだろ、オレ…」
って泣きたい気分になりました。
アシスタントとして脱サラをした結果・・・
そんな地獄のような状況に陥って、
「ヤバい…これマジでどうしよう…」
と思っていたときに転機が訪れました。
学生時代からの知り合いの経営者に
「仕事を手伝わないか？」
と誘ってもらったんですね。
「うおおぉぉ！？マジで？」
って感じでした。
何という神的なタイミング。
「もしかして、どこかで見てました？」
ってくらいバッチリのタイミングで
声をかけてもらいました。
会社員よりも収入は減りますが、
この地獄のような状況を抜けられるなら、
何も問題はありません。
「やります！」
僕はこの誘いを2つ返事で承諾。
（会社は副業禁止だったので
辞めるしかありませんでした）
正直、アシスタントの仕事が
いつまであるかはわかりませんでした。
最低、半年みたいな話はありましたが、
その先はわかりませんし、
他に稼ぐアテもありません。
アシスタントをやりながら、
自分でビジネスを確立して、
他の収入を得ないといけない状態です。
ただ、それでもこのまま会社員を続けるよりも
よっぽどいい選択に見えました。
ちなみにこの話をすると、
「結局、人脈とか運ってことじゃね？」
って思うかもしれませんが、
それはちょっと違くて。
確かにこの経営者の人とはもともと
知り合いではあったのですが、
社会人になってから定期的に、
土日に一緒に作業会をしていて、
そのときの僕の作業の仕方や
専門的な知識を持っているのを見て、
「この人なら大丈夫そうだな」
と思って誘ってくれたそうです。
（あとで聞いたらそう言っていました）
なので、もし僕が作業会で
しょうもない仕事をしていたら、
間違いなく誘っていなかったとのことでした。
その数ヶ月後、独立した僕は
アシスタントをやりながら
自分のビジネスを始めていきます。
会社を辞めた後は、
それまでの暗い気分がウソのように
晴れやかになりました。
誰かに言われるのではなく、
自分でやることを決めて
目の前のタスクに全力を尽くす。
頑張っても給料なんて
そんなに変わらない会社員と違って、
やればやるだけお金が入ってくるので、
「っしゃ、やるか！」
みたいに常に前向きな気持ちで頑張ろう
って思えるようになりました。
初収入が入ってきたときは
めっちゃ嬉しかったですね。
給料と違って本当の意味で
自分の実力で稼いだお金なんだ
という実感が持てました。
また、朝も弱かったのですが、
変なストレスとか悩みや、
「絶対にこの時間に起きなきゃ…！」
みたいなプレッシャーがなくなった結果、
逆に目覚ましの時間通りにスッキリと
起きられるように。
（個人的にはこれだけでも
独立して良かったなって思っています）
あと、悩みの根っこの部分も消えたので
不眠症も改善して毎晩ぐっすり
眠れるようになりました。
とにかく生きる中での
息苦しさみたいなものが、
一気に消えて、
前向きで明るい気持ちで、
過ごせるようになれたんですね。
自分がイヤだなと
思っている環境から抜け出すだけで
ずっと抱えていた悩みや不眠症が
一気に改善していきました。
個人で稼ぐ力がないと不自由な人生を送ることに
以上が僕が会社員だったときに
不眠症になった話です。
この件から学べるのは、
これからの時代は
「個人で稼ぐ力」がないと
人生で不自由するということです。
というのも、このときの僕って、
会社に頼るしか稼ぐ方法がなかったから
不安になったんですよね。
そして、自分の力でお金を稼げないからこそ
会社員という働き方に疑問を持っても、
そこから抜け出せなかったんです。
でも、これが稼ぐ力があればどうでしょうか？
会社以外にも収入があるので
精神的に余裕が持てますし、
会社に不満があれば辞めることもできますし、
明日の朝、出社して上司に、
「君、クビね。明日から来なくていいから」
と言われても取り乱すことなく、
「あ、そうですか」
と返すことができます。
胸に辞表を入れて出社した瞬間に、
理不尽な上司にしっかりと自分の意見を
言えるようになったみたいな話があるように、
収入を会社に100％依存していると、
どんなにイヤなことでも理不尽なことでも
我慢するしかなくなってしまうんです。
そんなの絶対にイヤですよね？
でも、稼ぐ力があれば
そんなことしなくても済むんです。
それどころか会社員をやりながら
副業として稼いでいけば、
「今月キツいな、、、」
みたいなお金に関する悩みを解決できますし、
借金があればあっという間に返済できますし、
今まで欲しかったけどお金がなくて
買えなかったものも買えますし、
家族や両親に思う存分、
家族サービスもできます。
マジで稼ぐ力を付けると
良いことしか起こらないんですね。
だからこそ僕は老若男女関係なく
稼ぐ力を身につけて欲しいと思っていますし、
身に付けるべきだとも思っています。
「でも、素人が稼ぐのってできなくね？」
って思うかもしれませんが、
たとえば、ブログを立ち上げて
アドセンスやアフィリエイトで
稼ぐのってできますよね。
あとはnoteに今までの経験を元にした
お悩み解決コンテンツを作って、
有料で販売することもできます。
もしくは同じ内容をPDFにまとめて
ココナラで販売してもいいですよね。
最初は経験も知識もないので、
自分にできることなんて何もないって
思いがちですが、
副業経験ゼロの人でも、
意外とできることってあります。
実際、そうやって副業を始めて、
最終的に副業の収入が
本業の収入を超えた人もいるので、
ガチの素人でも全然稼げるんですよね。
お金は待っていても振ってこないので、
稼ぐ力を身に付けて自力で増やせるように
していきましょう。
1度稼げるようになってしまえば、
その先の人生でお金の悩みから
完全に解放されるので。