深夜2時に1人で遺書を書いた話

2021年9月6日

どうも、ゆうです。

 

今回はビジネスで結果が出なくて
諦めそうになっているときの
対処法について話をしていきます。

実は僕、過去に1度だけ
遺書を書いたことがありました。

理由はあまりにもビジネスで
うまくいかなかったからです。

遺書なんて言うと
かなりショッキングかもしれませんが、

割りと似たような状態に陥っている人や
同じようにビジネスで結果が出せなくて
気落ちしている人って少なくないと思います。

 

さすがに内容がダークすぎて
見た人を不快にさせる可能性大ですし、

写真がないので
遺書自体は載せられないですが、

この遺書を書いた経験から、

ビジネスにチャレンジしているけど、
全然、結果が出なくて
全てを諦めかけているときの
考え方について話していきます。

 

全然、成果が出なくて心が折れそうな人や
モチベーションが下がっている人。

稼げていない現状が悔しくてたまらない人は
ぜひ最後まで読んでみてください。

フリーランスで泣かず飛ばす

当時、僕は起業してフリーランスとして
ビジネスに取り組んでいました。

来る日も来る日も作業の連続。

休みなんて1日もありませんでした。

起きて、パソコンを開いて、作業をして、
ご飯を食べて、また作業をして、
疲れて限界が来たらその日の作業は終了。

また、次の日も起きたらパソコンを開いて…

土日休みなんてもちろんなし。

そんな生活を何年も続けていました。

 

ただ、別にこれ自体は
そんなにイヤとかではなかったんですよね。

そもそも、自分の意思で始めたことでしたし。

毎日、作業をするのがキツいみたいなことは
ありませんでした。

ただ、問題はその作業がなかなか稼ぎに
つながらないということ。

目の前にやることはたくさんあるんだけど、
どれだけタスクを消化しても
全然稼ぎにつながらない。

もちろん自分の中では、
こうやってやれば次こそは
稼げるようになるだろう、
という仮説を立てていました。

 

でも、その仮説がことごとく外れるのです。

そんなカンタンに稼げるようにはなれない。

ある程度の努力は必要だ。

頭ではわかっていても、だんだん心が
付いていけなくなっていました。

 

相談しようにも基本的には
1人で作業をしているので、
人と話す機会すらほぼありません。

地元の友達と会って
話そうかなとも思いましたが、

そこで話したところで
一時的に気が紛れるかもしれませんが、
現実は何も変わりません。

誰かに話したいけど、
どうせ話したところで
何も変わらないしな、、、

てか、こんなグチ言ったところで
相手からしたら迷惑だしやめておこう、、、

その結果、僕は稼げないことに対する、
焦りや不安を1人で
抱え込むようになっていました。

「誰か助けてくれ!」

そう叫びたくても叫べない。

叫んだところで意味がない。

そう思うとどんどん気持ちが
落ち込んでいきました。

 

とはいえ、そんなことを考えていても、
収入が増えるわけでもありません。

日に日に減っていく貯金残高。

カード会社からカード利用の
お知らせメールが届くたびに
メンタルが削られていきます。

まるで口座の残高が
自分の余命のように思えて、

「あぁ、この数字がゼロになったら
オレは死ぬんだ」

と本気で思うようになっていきました。

 

さらに、Twitterを見れば、

「ビジネス初心者が
1ヶ月で10万稼ぎました!」

みたいな実績報告が
いくつも目に入ります。

自分は大学時代から
ずっとビジネスに取り組み続けて、

もう7年か8年くらいやっているのに、
この初心者の人よりも稼げてない、、、

オレは一体、何をしているんだ、、、

 

しかも、この時の僕は専業でした。

会社員としての仕事はないし、
通勤もなければ、残業もない。

職場の飲み会や厄介な人間関係もない。

独身で家族や子どももいないので、
1日の中で何の制約もなく、
全ての時間を自分のビジネスに当てられます。

でも、兼業の人はそうではありません。

会社員であれば、日中は仕事がありますし、
人によっては毎日残業で、疲れて帰ってきたら
もうヘトヘト。

人によっては日付が変わってる
なんてこともあります。

それ以外にも通勤や上司・同僚との付き合い、
接待で時間を取られることもあるでしょう。

家族がいれば休日は子どもの世話をしたり、
家族サービスだってしなければいけません。

学生であれば人にもよりますが
授業があったり、生活費を稼ぐための
バイトだって必要です。

実験、インターン、学会参加、教授の手伝い

こういったことで時間や
体力を消費することもあるでしょう。

どう考えても専業の僕よりも
結果を出しにくい状況なわけです。

それなのに僕よりも短期間で
大きな結果を出している。

 

オレって本当にダメな人間なんだな、、、

他人と比較しても仕方ありませんが、
自分の無力さをイヤというほど
思い知らされました。

自分への不甲斐なさや劣等感。

そういったものが積み重なって、
どんどん自信がなくなっていき、
僕の自己肯定感は極限まで落ちていきました。

 

もちろん、就職も考えました。

もう今の活動は止めて大人しく
就職すればいいんじゃないか?

そうすればひとまずの
生活はできるようになる。

でも、何のために?

ここ数年ずっと仕事ばかりしてきて、
特にこれといった趣味もない。

これまでは自分のビジネスで
生計を立てることを大きな目標にしていたから
色々頑張ってきたけど、

就職してその目標を失ったらどうなる?

目標も、やりたいことも、好きなこともなく、
ただ生きるためにやりたくもない仕事を
週に5日間も嫌々ながらやる。

マイナスな出来事だけが積み重なっていって、
特にプラスに感じるようなこともない。

そうなったときに自分が
生きている意味ってなんだ?

ただの生き地獄じゃん。

 

直感的に就職してもそう遠くない未来に
別の深刻な問題が起きたり、
最悪、自殺するだろうなと思いました。

考えれば考えるほど
マイナスなことしか思い浮かばず、
常にメンタルが不安定な状態が続きます。

 

一番ひどいときには、ベランダの手すりに
ヒモを括り付けてそれで首吊り自殺する自分を
想像することもありました。

よくマンガとかで悪役が「死こそが救済だ!」
みたいなことを言ってたりしますよね。

それまでは、

「何かよくわからん主張だな」
「まぁ、マンガの悪役だしそんなもんか」

くらいにしか考えたことがなかったのですが、

このときってその意味が
普通に理解できたんですよね。

「この苦しみから逃れられるなら、
確かに死は救済になるかもしれない」

「死んだら今よりは
マシな状態になれるんじゃないか?」

本気でそんなことを考えていました。

 

オレなんて生きていても仕方ないんだ。
この先に待っているのは絶望的な未来だけだ。
どうせ何をやってもうまくいかないんだ。

自分という存在が気に食わなくて、
1秒でも早く消し去りたい
気持ちになりました。

限界を迎え遺書を書いた結果…

そんな状態のある日のことでした。

「もう、いいか・・・」

時間は深夜の2時。

いろいろ積み重なった結果、
とうとう心が折れました。

作業机に両面白紙の紙を取り出して、
表裏にびっしりと遺書を書き始めます。

 

死ぬのは自分の実力不足が原因で、
誰のせいでもないということ。

好きなことや趣味もないので、
この先の人生で特に生きる理由がないこと。

このまま会社員に戻ってお金に縛られて
嫌々、仕事をする人生を過ごすくらいなら
ここで終わりにしたいこと。

 

遺書の書き方なんて知らないので、
とにかく頭の中に思い付いたことを
書き殴っていきます。

全て書き終わるのに
10分もかかりませんでした。

頭の中でずっと考えていたことを
紙に書いただけだったので
驚くほどスムーズに筆が進みます。

普段からこのくらいサクサク仕事ができたら
違った人生もあったかもな、、、

そんなことを考えて、何だか泣けてきました。

 

感情のままに書き終わると
徐々に熱が冷めて冷静になっていきます。

そして、ふと書いたばかりの
遺書を読み返していると、
何となくイライラしてきました。

「何で自分だけこんな悔しい思いを
しなきゃいけないんだ?」

「オレが何したって言うの?
毎日必死に仕事してきただけじゃん」

「なのに、この仕打ち?
何で結果出ないの?
くそウザいんだけど?」

正直、我ながらかなり意味不明な
怒りだったと思います(苦笑)

でも、何となく遺書を見ていたら
そういう気分になったんですよね。

結果が出ないこともそうですし、

1人でしょげて遺書書いて
悲劇のヒロインみたいなことをしている
自分にもムカつきました。

そして、

「このままだろクソしょうもない
負け犬になるけどいいの?」

「これだと威勢よく会社を辞めて独立したけど
結局成功できなかったダサいやつになるけど
それでいいの?」

そう考えたときに、

「いや、そんなのいいわけねぇだろ」

ってなったんですね。

 

気づいたら遺書をぐちゃぐちゃに丸めて
ゴミ箱に捨てていました。

「もうやることやって全部失敗したら
そのときに死ねばいいや」

というある種の開き直り状態になって、
ビジネスを再開します。

 

ただし、これまでと
同じことをしていても
ダメだと判断して、

ちゃんとしたコンサルに申し込んで、
ビジネスのやり方を1から
教えてもらうことに。

その結果、自分の活動の
方向性がハッキリして、
数ヶ月後にはコンサル契約を複数取って
月6桁稼げるまでになれました。

 

今、思い返してみるとあのとき諦めなくて
本当に良かったと思っています。

遺書を書いたときに
諦めなかったからこそ
自力で稼ぐことができたし、

コンサル契約が取れたときに、

「あぁ〜、本当によかった!
マジで本当にもうダメだと思ったわ」

「いやー、諦めずやってきて、
本当に良かったわ!」

って嬉しい気持ちにもなれました。

 

すでに書いた通り、
遺書を書いたときは
本当に精神状態が最悪で、
まさに生き地獄のような感じでした。

でも、だからこそ成果が出たときは
余計に嬉しかったというか。

何をやってもうまくいかなくて、
その度に自信を喪失したり、
落ち込んでいたし、

自分の存在価値がわからなくなるくらい
自己否定ばっかりしていたし、

毎日毎日悩んだり、苦しんだりしたけど
それも無駄じゃなかったんだなって。

まだまだ上は目指せるけど、
ひとまずはここまでの努力が
報われたんだなって。

そう考えると本当に作業を続けて
良かったなって思うし、

そう考えると何だか
泣きそうな気持ちになりました。

あと稼げていないときは、
常に稼げていないことが頭にあって、

普通に生活しているだけで辛いし、
何をしていても楽しくない状態だったのですが
そういった重圧からも解放されました。

 

もし、諦めていたら
こんなに状況が好転することは
なかったはずです。

きっと自分自身に絶望して命を絶っていたか、

会社員に戻って毎日やりたくもない仕事を
「死にたい…」って気持ちで処理する日々を
過ごしていたと思います。

でも、ギリギリのところで踏みとどまって
ボロボロになりながらも諦めずに
チャレンジし続けたからこそ、
壁を乗り越えることができました。

そう考えるとあのとき諦めなくて
良かったなって思います。

結果が出なくて諦めそうになっているなら

これが僕が遺書を書いたときの話なのですが、
結局、何が言いたいのかというと、

今ビジネスに取り組んでいて結果が出なくても
諦めずに行動を続けてほしいってことです。

ここまでの内容を見てもらった通り、
僕は心が折れて遺書を書いたのですが、

きっと同じ同じような状況に陥っている人って
多いと思うんですね。

(さすがに遺書は書かないと思いますが笑)

 

でも、せっかくビジネスを始めたんだから
そこは諦めないで欲しいというか。

結局、結果が出ないのって、

  • やり方を間違っている
  • 行動量が足りていない

このどちらかなんですよね。

今の自分の問題がどちらなのか見極めて、
改善していけば何かしらの動きは出ます。

ちなみに、遺書を書いたときの僕は完全に
やり方を間違っていました。

自分でこうしたらうまくいくんじゃないか
って思ってやるけど、

結局、それが間違っていたので
どんなに頑張っても
結果が出なかったわけです。

なので、コンサルを受けて
正しいやり方を実践したら結果が出た。

ってことなんですけど、
多くの諦めてしまう人が
ここの問題を明らかにしないまま
ビジネスをやめてしまいます。

向いてないとか、
センスがないとか、
環境が良くないとか、

そういった理由付けをして
諦めてしまうんですね。

そうじゃないんです。

結果が出ないのには必ずロジックがあって、
向いているとかセンスは関係ありません。

 

これは僕自身がそうだったので
確信しているのですが、

一般人が納得できるレベルの成果を出すなら
正しい方法を実践した上で、
行動量でゴリ押しすれば目標達成できます。

月1000万とか年1億ならともかく、
月100万くらいなら普通に行けるかなと。

 

なので、もし今のあなたがビジネスで
全然、結果が出せなくて諦めかけていたら、

原因を分析した上で、
もう一踏ん張りしてみてください。

やり方を間違っているのであれば、
本や教材で知識を身に付けたり、
コンサルを受けて正しい方法を実践する。

行動量が足りていないのであれば、

どうすれば時間を確保できるか?
どうすれば生産性を高められるか?

ここにフォーカスして1日の行動量を
増やしていく。

こうやってアプローチしていけば、
結果なんてすぐに出るでしょう。

 

僕自身、遺書を書くくらいガッツリ
ヘコんでいましたが、

何だかんだ持ち直して、
ここまでやってこれているので。

せっかくビジネスに出会って、
行動を始めたのですから、
最後までやりきって成功させていきましょう。

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Posted by yu